WordPressのお引越し―ドメイン(URL)を変更して新しいサーバにXMLファイルで移設する

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WordPressのお引越し―ドメイン(URL)を変更して新しいサーバにXMLファイルで移設する-アイキャッチ画像
この記事は約6分で読めます。

WordPressのお引越し
ドメイン(URL)を変更して新しいサーバに移設する際に、
XMLファイルを使用しコンテンツを移動する場合の作業工程について。

WordPressのお引越しには、大まかに分類すると、以下の二通りのパターンがあると思います。

  1. ドメイン(URL)を変更しないで新しいサーバに移設するパターン(現在のドメインをそのまま引き継ぐ)
  2. ドメイン(URL)を変更して新しいサーバに移設するパターン

ドメイン(URL)を変更する、しないでサイトの移設作業も異なるものになります。

1の場合は、コンテンツファイルの移動と
サーバーのデーターベース(phpMyAdmin)にアクセスして必要な作業をする方法をおススメします。
https://mitemita.com/transfer-new-server-wordpress/

ドメイン(URL)を変更しないで新しいサーバへデーターごと引越しする場合は↑↑↑をご覧ください。

ドメイン(URL)を変更して新しいサーバーへ。

1の場合の様に、ファイルの移動とサーバーのデーターベース(phpMyAdmin)にアクセスして
必要な作業をする方法(データベースを丸ごと移転)でも移転は可能ですし、
この方法で引っ越しされる方の方が多いと思います。

でも折角、新しいドメインで運営するのでしたら、
データーベースは触らずに、XMLファイルを使用し
コンテンツのみを移動する方が初心者には気が楽な方法だと思います。

  因みに「みてみた」の場合はこちらのケースでお引越ししました。
  旧ドメイン「39ma.net」から新ドメイン「mitemita.com」にし、
  旧サーバー「ロリポップ」から新サーバー「エックスサーバー」へ。
  ※詳細は以下⇓をご覧下さい。
https://mitemita.com/moving-procedure-method/

作業行程

以下、おおまかな作業行程です。

  1. 新サーバーの契約
  2. 新サーバにドメインを追加
    (ネームサーバーの変更をする必要がある場合や、
    ドメインの移管をする場合はこの時点でやっておくと良いと思います。)
  3. 新サーバーでFTPの設定やメールアドレスの追加をしておく
  4. 新サーバーにデーターベースを設置&WordPressのインストール
  5. 【要注意】旧サーバーのキャッシュ系プラグインの削除「WP Super Cache」「W3 Total Cache」等
  6. 旧サーバーのデーター(コンテンツのXMLファイル)をエクスポート
  7. 旧サーバーのメディアデーター(画像等)をFTPでダウンロード
  8. 旧サーバーのテーマをFTPでダウンロード
  9. 旧サーバーのリンクテーターをエクスポート
  10. 旧サーバーのウィジェットの設定をエクスポート
  11. 旧サーバーのプラグインの設定をエクスポート
    (プラグインを手動設定する場合や使用プラグインが少ない場合は
    エクスポート可能なものについてエクスポート)
  12. 新サーバーに7のメディアデータをFTPでアップロード
  13. 新サーバーに8でダウンロードしたテーマをFTPでアップロード
  14. 新サーバーに6のXMLファイルデータをインポート
  15. 新サーバーに9・10・11でエクスポートしたデータを其々インポート
  16. WordPressの動作確認と環境設定&細部チェック
  17. sitemap.xmlを作成する
  18. 旧サーバーのWordPress内から301リダイレクト設定
  19. SNS関係の設定と確認
  20. その他、メールソフトの設定とコンタクトフォーム設置等を消化する

【要注意】の項目について。
高速化を測る為、キャッシュ系プラグインを入れている場合は、そのプラグインを削除します。
キャッシュごとデーターを移動させるとWordPressがエラーになります。
管理画面にもログインできませんし、復旧させる為の作業は結構面倒です。

  特に「WP Super Cache」や「W3 Total Cache」使いの方は要注意です。
  私は過去に「WP Super Cache」には大分泣かされました。
  このプラグイン、削除するのも一筋ならない奴です。

  話が逸れてしまうので詳細は割愛しますが「WP Super Cache」の削除で検索すると
  詳しい削除方法をレクチャーされているサイトがありますので、正しく削除して下さい。

  私の場合、旧サーバーには日本人でも使いやすく評判の良い
  「WP Fastest Cache」を入れていました。
  「WP Fastest Cache」の場合は、
  停止する前にキャッシュを削除し、それから停止→削除の段取で難なく削除出来ます。

~さて、本題に戻ります。

作業工程が多い様に見えますよね。
ですが、単にデーターを移動する作業に尽きるので、特に難しい知識は無くても
段取りよく進めれば気楽にお引越しする事が可能です。

この流れで作業すると、データーベースを一切触らずに済みます。

また、不必要なデーターを運ばない選択も可能ですし
新たに何かを設定し直す場合にも都合が良いです。

(コンテンツのみを移動する方が初心者には気楽で色んな部分をリフレッシュできます~。)

移設後の作業

その後の作業として-。

GoogleAnalyticsやGoogleウェブマスターツールを登録します。
アドレスが変わったのですから、Googleさんにコピーサイトでは無い事を伝えます。

それから、旧サーバーのWordPressで「お引越ししました」というアナウンスは必要かと思います。

あと、旧サーバーに残っているWordPressは、暫くはそのままにしておいた方が良いです。
18で設定したリダイレクトの状況を確認しつつ旧サーバーのWordPressを削除します。

これで新しいサーバへのお引越しが完了です。


※この一連の作業工程の詳細をご覧頂く場合は、以下⇓にアクセス頂き順追ってご閲覧下さい😊
https://mitemita.com/moving-procedure-method/

各ページ、画像を入れて細かくレクチャーしています。


それから、ページ冒頭で書いた以下の二通りの方法、

  1. ドメイン(URL)を変更しないで新しいサーバに移設するパターン(現在のドメインをそのまま引き継ぐ)
  2. ドメイン(URL)を変更して新しいサーバに移設するパターン

この二通りの他には、
現行のサーバー上でWordPressを移動しドメイン(URL)を変更するというケースもあると思います。

こちらについては、WordPress Codex 日本語版に手順が掲載されていますので割愛させて頂きます。
「WordPress の引越し」に掲載されています。

ご閲覧頂きありがとうございます。お粗末でした😐

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