WordPress WP Slimstat の 日本語化 – 間違った修正方法に注意
WordPress解析ツール WP Slimstat
最新バージョン 4.2.0.1 での実証記事です。
このサイトにデフォルトで入っていたプラグイン、WP Slimstat と NewStatPress。
どちらもアクセス解析なのに、どうして2つも似たようなツールが入っていたのか??
其々、特徴のあるものだ。というのは理解できるけど・・。
未だに疑問な訳ですが、特にどちらかを削除する訳でも無くそのままにしています。
先日、Jetpack と WordPress.com の サイト統計情報 が表示されない!という事(未解決)があったし、
NewStatPressの方は、今月13日に誤って
Database ToolsのRemoveボタンに触れてしまった様でデーターが頓挫した。
(NewStatPressのウィジェットをあちこちに設定しているので、
次のデーター集計されるまで、”Sorry. No data so far.”と表示されミットモナイ・・・。)
なので、このサイトを開設してからの解析ツールは、WP Slimstat のみ。という事になるので、
「WP Slimstat はストップさせたり、
データーいじったりしない様に注意をして大事にしなきゃ。」と、誓ってみる。
WP Slimstatの使い方については、開発者の方が動画をアップされているので、ご閲覧を。
*****⇓日本語字幕表示方法⇓*****
設定⇒字幕オフ⇒英語(自動再生)⇒日本語(日本語はスクロールして一番下)クリックで
日本語の翻訳表示されます。
じゃあ、折角なので、このプラグインの日本語化が出来ないか?と、試してみる事に。
(英語でも良いけど取っつきにくいし、長く世話になるなら母国語表示ですよね~。)
放置サイトの方で日本語化を検証
でっ、この前から、放置サイトの復活計画を頑張っていまして、
つい最近をStatPress Reloadedを削除して、次のものとなるアクセス解析をまだ入れていなかったので、
いきなりこのサイトで試さずに、放置サイトで試してみる事にしました。
しかも、都合が良い事に放置サイトには、
稼働時(数年前)にCodeStyling Localizationを入れているのです。
(CodeStyling Localizationは、言語ファイルを編集するプラグイン。ja.moファイルと ja.poファイルの書き換えをする。)
早速、WP Slimstat をダウンロードしてから、ZIPファイルをインストールして、
ついでにNewStatPressの日本語化も同様に試してみる事に。
WP Slimstat には、日本語ファイルが入っていた! でも駄目ファイル!
二つのプラグインを有効化して、CodeStyling Localizationの頁を開いてびっくり。
WP Slimstat には、日本語化ファイルが、存在していました。
んーーー。じゃあ、なんで日本語表示されてないんだーー!って、感じですよね。
早速、WP SlimstatのZIPファイルを解凍して”wp-slimstat/languages”の中を覗いてみると。
ありりゃ~な事を発見。 そこにあったのは、記述が駄目なファイルでした。
折角日本語ファイルがあるのに、反映されていないのは、単に、
日本語ファイルのファイル名が誤記されているって、事でした。
【因みにCodeStyling Localizationの方で
翻訳ファイルを作っても「ja_JP」でファイルを作りますので、リネームが必要。】
WP Slimstat の日本語ファイルの名前を正しく書き換える
間違ったファイル名を正します。
“/wp-content/plugins/wp-slimstat/languages” 内の2つのファイル名をリネームします。
( _JP を除くだけです。)
【拡張子.moファイル】
【拡張子.poファイル】
FTPで書き換え(ロリポップFTPでも同様の事をします)
“/wp-content/plugins/wp-slimstat/languages”
までいき、
ファイルの上で右クリック、「名前の変更」を選択し、書き替えます。(不要な _JP を除くだけ。)
「OK」をクリックで完了。
同様に”po” ファイルの方も書き換えます。
これで、以下の様に日本語表示されるようになります。
日本語化されて一番楽に目を通せるのはやはり「設定画面」でしょうか。
WP Slimstat の日本語化、間違った修正方法もWEBにはある
wp-slimstat/admin/wp-slimstat-admin.phpファイルの中身を修正。
81行目あたりの記述、”wp-slimstat-en_US.mo”を”wp-slimstat-ja_JP.mo”と書き直す。
・・・と云う様な方法を書いている方が複数いるけど、
これでも表示は日本語になりますが、これは間違えだと思います。
プラグインファイルは基本的に滅多な事がない限り、手を加えるものではないので、
ファイルの中身ではなく、言語のファイル名の方を標準にしてやれば良いだけです。
そして、WordPressのwp-config.phpには以下の様に書かれています。
/** * ローカル言語 – このパッケージでは初期値として ‘ja’ (日本語 UTF-8) が設定されています。
*
* WordPress のローカル言語を設定します。設定した言語に対応する MO ファイルが
* wp-content/languages にインストールされている必要があります。例えば de.mo を
* wp-content/languages にインストールし WPLANG を ‘de’ に設定することでドイツ語がサポートされます。
*/
define (‘WPLANG’, ‘ja’);
これにもあるように、WordPressのローカル言語、日本語はUTF-8が標準になっているので、
標準に準じた変更・修正が必要です。
WordPressの設定は
define ('WPLANG', 'ja');
が基本。と覚えておくと、他のプラグインの日本語化も楽だと思います。
WordPress 言語のファイル名の鉄則
折角なので、言語のファイル名の鉄則を書いておきます。
言語のファイル名には鉄則があって、 その他に注意が必要なのが、フォルダー名とファイル名をお揃いにする事です。 |
まとめ
プラグインの日本語化を試みる時は、
プラグインファイル内(中身)を書き換え等をせず、
プラグインに日本語ファイルが存在する場合は、言語ファイルの名前の方を書き換えた方が無難です。
日本語化ファイルが見当たらない時は、
「CodeStyling Localization」や、「Poedit」という、翻訳編集ソフトで自ら翻訳をする。
なんて方法もあります。
「Poedit」の使い方は、以下のサイトが分かりやすく解説されています。
チャレンジしてみるのも良いかも知れませんね~。
・・・で、ついでのNewStatPressの方ですが、
前身のStatPress Reloadedは日本語化のファイルがあったので、
代替のプラグインNewStatPressには名前が間違っただけの日本語ファイルがあるかも知れない~。
と期待したけど、これはなかった。
ご閲覧頂きありがとうございます。
お粗末でした。
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