Enhanced Media Library 各設定メニューの詳細について解説
-使い方”Part 3″-Taxonomies(タクソノミー設定)
前記事”Part 2″からの続きです。
この ”Part 3″ では、
設定メニューの詳細、主にTaxonomies(タクソノミー設定)について解説しています。
🚩2016/04/22・追記・2016/04/13に更新されたversion2.2.1で、
Enhanced Media Libraryの設定メニューの仕様に変更がありました。
詳細はこちらでご確認下さい。
故にこのページには要所要所に追記が含まれる為、些か観辛くなっています。
旧バージョンの方もいらっしゃると思うので変更でなく更新にて追加・訂正とさせて頂きます😐
Enhanced Media Library メディアの設定
🚩2016/04/22・追記・2016/04/13に更新されたversion2.2.1で、
Enhanced Media Libraryの設定メニューの仕様に変更がありました。
「Media Settings」ではなく、設定メニュー内に「メディア」と項目が増える様になっており、
そのページ内に「一般/メディアライブラリー/メディアタクソノミー(分類法)/MIME タイプ」 と
タブが横に並んでいます。詳細はこちらでご確認下さい。
尚、表示メニューと表示場所が変更されただけで、
其々の設定ページの表示と設定内容についての変更はありません。
ダッシュボードメニューに
「Media Settings(メディアの設定)」と
設定項目が増えていますので、
クリックして開きます。
「Settings」のクリックでもOK。
Settings(メディア設定)画面で設定する内容
この画面では、画像サイズを変更することができます。
サムネイル ・中サイズ・大サイズの画像の最大の幅と高さを好みのサイズに変更し、
変更を保存をクリックします。
デフォルトでは、
サムネイル⇒150×150・中サイズ⇒600×600・大サイズ⇒1024×1024 のpx(ピクセル)指定です。
また、「アップロードしたファイルを年月ベースのフォルダに整理」にチェックを入れると
メディアファイルのアップロード時に年月ベースのフォルダに整理されます。
Enhanced Media Library Taxonomies/タクソノミー設定
Enhanced Media Libraryは基本的には、インストール後に有効化して
メディアカテゴリーを登録するだけで
メディア(画像)の為のみのフォルダー分けが可能になります。
詳細設定を省いても、大元の機能(基本機能)は利用できますが、
Enhanced = 強化版 と命名するだけあって、
このプラグインが「強化」としている点は、以下のタクソノミー設定で
使う人が使いやすいように、自由な振り分け設定が可能になるというところです。
Media Library Categoriesは、記事「カテゴリ」に関連付け可能な機能を持つプラグインですが、
タクソノミー設定 Enhanced Media Libraryは、タクソノミーやオプション設定を行う事で、基本機能の他、
記事「カテゴリ」の関連付け、 記事「タグ」の関連付け+alphaが可能になります。
Taxonomies(タクソノミー設定)画面で設定する内容
🚩2016/04/22・追記・2016/04/13に更新されたversion2.2.1で、
Enhanced Media Libraryの設定メニューの仕様に変更がありました。
設定メニュー内に「メディア」と項目が増える様になっており、
そのページ内に「一般/メディアライブラリー/メディアタクソノミー(分類法)/MIME タイプ」 と
タブが横に並んでいます。詳細はこちらでご確認下さい。
尚、表示メニューと表示場所が変更されただけで、
其々の設定ページの表示と設定内容についての変更はありません。
タクソノミー設定は「メディアタクソノミー」をクリックして分類設定します。
「Taxonomies(タクソノミー設定)」
をクリックします。
【※タクソノミーとは、分類、分類項目とか
分類基準、分類法の事です。】
Media Taxonomies – メディアの分類設定
ここの項目では、メディアライブラリへの分類法(タクソノミー)を、割り当てます。
メディアファイルの分類(タクソノミー)を設定する画面なんですが、
これだけでは何も閲覧出来ませんので、右端の”Edit↓“をクリックして下さい。(編集ボタンです)
ここで表示されるサブメニューは、以下の画像の様になっています。
この画面、お分かり頂ける様に、設定済です。
これは、デフォルト設定(標準)なので、通常は追加の必要がありません。
デフォルトの分類名でなく、ご自身のオリジナルなものにしたい場合は、変更することも可能です。
(ここで説明すると、ややこしいので、
「Enhanced Media Library タクソノミーの名前変更 日本語で使う方法」をご閲覧下さい。)
変更する場合は記入変更後、必ず変更を保存をクリックします。
右端の”Edit↓“をクリックして開いたこの項目を閉じるには、
必ず右端の”close↑“をクリックする様にして下さい。
“close↑“の直ぐ横の”-“をクリックしてしまうと、折角登録されている項目が消えます。
(削除されてしまう)くれぐれも”-“をクリックしないように注意して下さい。
因みに、右側のタクソノミー設定の内容は以下の様な内容です。
ここは「Remember Terms Order (sort)」以外、デフォルトでチェックが入っています。
この状態が推奨です。
※以下の画像はプラグインを日本語化して、内容を分かりやすいように表示させました。実際は英単語です。
念の為、其々の項目の意味を書き添えておきます。
Hierarchical | 階層 |
Column in List View | リスト表示の列 |
Filter in List View | リスト表示のフィルター |
Filter in Grid View / Media Popup | グリット表示/メディアポップアップのフィルター |
Edit in Media Popup | メディアポップアップ編集 |
Show in Nav Menu | ナビゲーションメニューに表示 |
Rewrite Slug | スラッグ書き換え |
Slug with Front | フロントとスラッグ |
「Remember Terms Order (sort)」にはチェックは入れなくてもOKです。
(WordPressにタクソノミーの登録順序を記憶させたい場合は、チェックを入れる。)
それから、新たに追加も出来ます。
追加する場合は、”Add New Taxonomy“ボタンをクリック。
“New Taxonomy“画面が現れ、新しくタクソノミー設定が出来るようになります。
(以下、サムネ画像クリックで新規追加ページのキャプチャーを大きな画像で表示。)
追加の場合も設定を反映させる為には 変更を保存をクリックします。
Non Media Taxonomies – メディアライブラリ編集時の分類設定
メディアライブラリの編集時の分類法(タクソノミー)を、割り当てます。
ここでは、メディアライブラリメニューのフィルタリングの設定や
「カテゴリ」と「タグ」でメディアを分類(関連付け)出来るようになるのですが、
デフォルト(標準)だとカテゴリにもタグにもチェックが入っていない状態です。
ダッシュボードメニューのメディアの欄は
インストール後、有効化した時の状態のまま、
「Media Categories」の項目のみです。
ダッシュボードメニューに「カテゴリ」と「タグ」の
項目を増やしたくない場合はチェックしなければ良いのですが、、、
その場合「カテゴリ」と「タグ」での分類は出来ません。
Enhanced Media Libraryの基本機能のみの使用になります。
📌メディアをカテゴリに関連付けする場合
記事の「カテゴリ」に関連付けして分類する場合は、
ここに チェックを入れ変更を保存をクリックします。
「カテゴリ」に
ダッシュボードメニューに「カテゴリ」と項目が増えます。
この「カテゴリ」は記事カテゴリと同じものです。
(投稿→カテゴリのメニューと同等)
次に右端の”Edit↓“(編集ボタン)を
クリックして中を展開して下さい。
以下画像は、Settings(設定)項目を開いている状態です。
Settings(設定)項目では、以下の三項目が表示されます。
“Filter in List View“,”Filter in Grid View / Media Popup“,”Edit in Media Popup“
三項目の内容————-以下の様な設定内容です。
📎Filter in List View * リスト表示のフィルター
⇒メディアライブラリのリスト表示にカテゴリを表示するか。
チェック無しだと非表示。チェックをすると表示されます。
「メディアライブラリのリスト表示」とはこの画面のコト。(ここをクリックで以下の画像を大きな画像で閲覧できます)
📎Filter in Grid View / Media Popup * グリット表示/メディアポップアップのフィルター
⇒ メディアライブラリのグリット表示にカテゴリを表示するか。
チェック無しだと非表示。チェックをすると表示されます。
「メディアライブラリのグリット表示」とはこの画面のコト(ここをクリックで以下の画像を大きな画像で閲覧できます)
📎Edit in Media Popup * メディアポップアップの編集
⇒ポップアップ時の編集について。
チェックを外すと欄を表示しない。チェックをすると表示されます。
※ここの項目、私も最初分かり辛かったので注釈入れます※
編集項目として窓を出すか出さないか。という意味で、
添付ファイルの詳細でポップアップウィンドウで表示する画面についての
設定動作をどうするか。という設定項目です。
画像で確認する(ここをクリックで以下の画像を大きな画像で閲覧できます)
チェックを入れ機能させたい場合は、チェック後必ず、変更を保存をクリックします。
なので、Media Library Categoriesプラグインの方は機能が被る為、通常は停止しています。
(画像ではカテゴリーにもチェックが入っていますが、普段はここだけ外してます。
Media Library Categoriesの機能を使う時が時々あるのですが、その時だけ入れます)
📌メディアをタグに関連付けする場合
記事につける「タグ」に関連付けして分類する場合も、(「カテゴリ」と同じ設定をします。)
以下の画像の様に「タグ」に チェックを入れ変更を保存をクリックします。
「タグ」に チェックを入れ設定保存すると、
ダッシュボードメニューに「タグ」と項目が増えます。
この「タグ」は記事につけるタグと同じものです。
(投稿→タグのメニューと同等)
次に右端の”Edit↓“(編集ボタン)を
クリックして中を展開して下さい。
以下画像は、Settings(設定)項目を開いている状態です。
Settings(設定)項目では、以下の三項目が表示されます。
“Filter in List View“,”Filter in Grid View / Media Popup“,”Edit in Media Popup“
三項目の内容————-以下の様な設定内容です。
📎Filter in List View * リスト表示のフィルター
⇒メディアライブラリのリスト表示にカテゴリを表示するか。
チェック無しだと非表示。チェックをすると表示されます。
「メディアライブラリのリスト表示」とはこの画面のコト。(ここをクリックで以下の画像を大きな画像で閲覧できます)
📎Filter in Grid View / Media Popup * グリット表示/メディアポップアップのフィルター
⇒ メディアライブラリのグリット表示にカテゴリを表示するか。
チェック無しだと非表示。チェックをすると表示されます。
「メディアライブラリのグリット表示」とはこの画面のコト(ここをクリックで以下の画像を大きな画像で閲覧できます
📎Edit in Media Popup * メディアポップアップの編集
⇒ポップアップ時の編集について。
チェックを外すと欄を表示しない。チェックをすると表示されます。
※ここの項目、私も最初分かり辛かったので注釈入れます※
記事編集時、メディアを挿入する際に「タグ」を
編集項目として窓を出すか出さないか。という意味で、
添付ファイルの詳細でポップアップウィンドウで表示する画面についての
設定動作をどうするか。という設定項目です。
大きな画像で確認する。画像は、アップロード後のライブラリ内での「添付ファイルの詳細」設定画面ですが、
記事編集時、メディア挿入の際のポップアップウィンドウでも、「タグ」項目を表示します。
チェックを入れ機能させたい場合は、チェック後必ず、変更を保存をクリックします。
私の場合、「タグ」については、タグの項目自体、かなりの数があるので利用していません。
📌メディアをカテゴリー、タグの双方に関連付けする場合
前項で、「カテゴリ」と「タグ」に分けて説明しましたので、もうお分かりだと思いますが、
「カテゴリ」と「タグ」の双方で細かく分類する場合、どちらにもチェックを入れ機能させます。
「カテゴリ」と「タグ」どっちも使う場合は、Settings(設定)項目の3つの項目、
“Filter in List View“,”Filter in Grid View / Media Popup“,”Edit in Media Popup“にも
全てチェックをいれて稼働させ万能にする方がいいと思います。
がっ、その場合、メディアライブラリ画面のリスト表示の際に、
カテゴリー | タグ | Media Categories |
---|
と、3つの分類法が表示されますので、人に依っては窮屈な表示になると思います。
その場合、画面右上の「表示オプション」でお好みの表示に切り替える等されてみて下さい。
Enhanced Media Library Taxonomyオプション設定
🚩2016/04/22・追記・2016/04/13に更新されたversion2.2.1で、
Enhanced Media Libraryの設定メニューの仕様に変更がありました。
設定メニュー内に「メディア」と項目が増える様になっており、
そのページ内に「一般/メディアライブラリー/メディアタクソノミー(分類法)/MIME タイプ」 と
タブが横に並んでいます。詳細はこちらでご確認下さい。
尚、表示メニューと表示場所が変更されただけで、
其々の設定ページの表示と設定内容についての変更はありません。
オプション設定は「メディアライブラリー」をクリックして設定します。
以下からオプション設定となります。
バージョン2.1.5から、以下の3つのタイトル別に設定が可能になりました。
何れも設定・変更をした後は、必ず変更を保存をクリックします。
- General 一般設定
- Filters フィルタ
- Gallery ギャラリー
General 一般設定
Taxonomy archive pages
⇒ タクソノミーのアーカイブページ。(デフォルトでチェックが入っています。)
アーカイブページを作成することが可能です。
チェックを入れると、メディア分類のアーカイブページをオンにします。
このオプションは変更、保存後、パーマリンクの設定を再保存し動作させます。
Assign all like hierarchical
⇒ 階層の割り当て。
グリッド表示とメディアポップアップで非階層を表示する、しない。
Filters フィルタ
Force filters
⇒ ポップアップ表示する際のメディアのフィルターを表示します。
サードパーティー製のプラグインや、テーマの強制フィルタが必要な人に推奨されています。
「テーマの強制フィルタ」の解釈が、使用していないので、イマイチ不可解なのですが、
ポップアップなんで、その部分のメディアのフィルター表示するしないだと。
Order media items by
⇒ メディアアイテムの順番
・Date/日付順(デフォルトです。)
・Title/タイトル順
・Custom Order(カスタムオーダー)にすると、
以下のSort order項目で、Sort order(ソート順)の選択は出来ません。
Sort order
⇒ ソート順の選択。メディアライブラリとメディアポップアップの表示についてどちらかを選択。
・Descending/降順(デフォルトです。)
・Ascending/昇順
Gallery ギャラリー
Enhanced gallery ⇒
2.1.0から備わっていた新しい設定項目で、
ウェブページ上でメディアカテゴリごとに画像を表示する時にチェックを入れます。
“WordPressのギャラリー”と連動する機能なんですけど、
2.1.4までは「Turn off enhanced gallery」とされていましたが、2.1.5から進化した?様子です。
2.1.4までは連動しない場合にチェックを入れる様になっていました。
(EMLのギャラリー機能をオフにする)
がっ、メディアの分類法、日付認識の為のショートコード使用や
画像数の制限を強化する様に機能が新たにプラスされ、連動する場合にチェックする様になりました。
※以下の様に[]のスペースは空けない※ [ gallery media_category="5" category="2" limit="10" monthnum="12" year="2015" orderby="title" order="DESC" ]
チェックを入れて分類の為の拡張機能として使うのですが、
“他のプラグイン(WordPressのギャラリー機能を拡張させる為のプラグイン)や
テーマと互換性がない場合があるかも。”と警告されていますので、私見ですが非推奨(※)です。
Jetpackのタイルギャラリーについては互換性を確保されています。
私はWordPressのギャラリー機能を使わないので、この項目をそれ程注視していませんが、
使用したい場合は、こちらを閲覧して使う様にして下さい。
「問題を見つけた場合は、wordpress.orgのプラグインサポート又は
wpuxsolutions.comでプラグイン作者までご連絡下さい。」だそう。
そこで以前は『他のプラグインと競合したりするかもー。と心配な人は、
この項目にチェックをいれて、連動させないようにして下さい。』とされていました。
しかも『問題があったらプラグイン作者までご連絡ください。我々はそれを修正したいと思います』と
優しい言葉で締めくくられていました。2.1.4までははちょっと「優しい設定項目」だったんですが(笑)
他のギャラリー拡張プラグインとの競合の心配を報告されているのでしょう。
サポートフォーラムを閲覧するとナディアさんは都度ユーザーの疑問解決を導かれていましたが、
ついにWarningになっちゃったんで面倒になっちゃったのかしら?
なので、念の為ですがトラブル回避の為、使用しない方が良いと思います。
[/show_more]
因みに、試しにチェックを入れテストしてみましたが、私の環境では特に問題なく動作しました。
・・・2.1.0から追加された、この設定。
「そんな事なら2.1.5まで引っ張らずに、前の状態に戻したらどうだろう。」
と思うのは私だけでしょうか(苦笑;;)
ここの部分は大元の分類機能との依存性は無いので、外して使っていれば先ず問題はないので、ご安心を。
恐らく、暫くするとまた改定されそうだと思うので、ファンとしては暖かく見守っていたいと思います。
ここまで書いていると…、バージョン2.1.5から2.1.6に更新され【2016年01年20日更新】、 2.1.6で追加・変更された部分は、直ぐ上でご紹介した「Options/Gallery」の項目です。 追加されたショートコードは「オーディオプレイリストの例」と「ビデオプレイリストの例」です。 「強化されたメディアのショートコード Warningの内容も文言が若干変更されている感じ。 タクソノミー設定で、他の中身の変更点はみられませんでしたので、加筆にて失礼させて頂きます。 |
以上、「EML 使い方-Part3 Taxonomies(タクソノミー設定)」でした。😌
ご閲覧頂きありがとうございます。お粗末でした。😐
****************このページPart3はここでおしまいです。*********************
次の記事は番外で
「Enhanced Media Library タクソノミーの名前変更 日本語で使う方法」というページです。
本線はEnhanced Media Libraryの設定メニュー、
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